Hinata de Ringyo in Miyazaki

木城林産株式会社

黒木のどかさん  川南町出身 36歳 

 高校では美術部に所属。油絵を学び、その後芸術系の短大へ進学。卒業後サービス業などを経験し、2024年7月に林業の世界へ。

 30代半ばを迎え、自分らしく気持ちよく仕事がしたいと言う思いが強くなり、自然を相手にできる林業へ興味を持つように。

 林業に興味を持った1つ目の理由として、重機などの機械が好きだったこと。(小さい頃からガンダムなどのロボットアニメが好きだったことがきっかけかも・・・)。 2つ目の理由として、田んぼや畑がある環境で育ったため、自分らしい生活ができそうな仕事だったこと。

Slow Life

 転職を決意し、職安で見つけたのが林業の重機オペレーターの求人。しかし林業と言えば、男性の仕事というイメージが強く受け入れてもらえるか不安だったが、現社長と副社長に快く受け入れてもらえた。

  もちろん体力が必要な仕事。しかし重機操作は主に頭を使う仕事。先輩方が重機を思うままにコントロールし、しっかり使いこなす姿はとてもカッコ良く、機械のオペレーションが好きな私にとって、その姿はとても魅力的。

 入社後は主にフォワーダーを使った運材作業を行っている。それ以外に、最近ではチェーンソーで伐倒作業も行うようになってきた。今はまだ代理人にそばについてもらい、基本に忠実に作業を行うことを学んでいる。それに加え、代理人から現場全体の流れも学んでおり、自分なりに考え、答え合わせをしながら一つ一つ経験を積んでいる。

 今の仕事の楽しみの1つが、70代の大先輩と一緒に仕事をする時に、自然に関する知識をたくさん教えてもらえること。とてもためになっている。

  今年の6月からは、「緑の雇用」研修で林業の基礎を学んでいるが一方、現場の仕事は常に応用ありきで、難しい判断や高度な技術などが必要となる。そのためにも、研修で基本をしっかり学ぶ事はとても大切だと感じている。

  今後、山の状態が少しずつ悪化していくと言われており、現場を管理する人材の存在が重要となっている。自分も現場での判断ができるような経験を積み、いろんな重機をそつなく操れるようになることで、女性でも重機オペレーターとして会社の役に立てると言うことを示していきたい。

 休みの日は、3年前から飼い始めたメダカの世話をする時間がやすらぎのひととき。「与えた餌を食べ、可愛く泳いでいる姿はとても癒されます。また将来、好きな油絵も、環境が整えば再開できたらと思っています」

 最後に、今後林業を目指す方へ。「林業は街中の仕事と違い、自然の中で自分らしくのびのびと働ける仕事です。一方で危険と隣り合わせな部分もあるので、そこに対してはしっかりと気を引き締めて仕事に取り組む必要があります。あと、山の中で食べる自作弁当は、空気が澄んでいることもあってとってもおいしいです。また、タンブラーで飲むコーヒーも格別です!」

Enjoy My Life