Hinata de Ringyo in Miyazaki
株式会社 甲斐林興
山口広樹さん
延岡市出身 26歳
延岡市北方町で生まれ育った広樹さん。
運動が好きで小学2年からバレーボールを始め、全校生徒が20数名という小学校だったにもかかわらず、熱心な先生のもと一致団結し、4年生の時に九州大会で3位に。
高校では父親の勧めで陸上部に入部。特に800mと1500mを専門に取り組んだという。
持ち前の運動神経で、800mでは県大会優勝。インターハイへ出場。
高校時代は365日陸上に情熱を捧げ、800mで1分55秒という素晴らしい記録を樹立。
社会人スタートは北九州の地で、製鉄工場の設備保守業務に従事。5年間工場設備のメンテナンス業務を経験。
その後、2020年12月に宮崎に帰省し現在の会社に。きっかけは、この会社に勤める幼馴染からの紹介。もともと地元北方町の大自然の中で育ってきたこともあり、林業の仕事にも興味を持てたことで2021年1月にこの世界へ。
6月には緑の雇用1年生として林業の基礎を学び始め、現場ではチェーンソーによる伐採、刈払い機による下刈り、フォワーダーでの運搬作業などの業務を行い、現在2年目を迎えている。
1年目は、特に作業中にヘビやムカデなどに遭遇すること、また蜂に刺されるなど、自然と向き合う仕事特有の出来事に戸惑いながらも、あっという間の1年を過ごしてきた。
反面、近くを流れる清流に足を入れひと休みするなど、都会では味わえないような、山ならではの楽しみもあるという。
プライベートについてちょっとお話を聞いてみたところ、Youtubeや映画鑑賞が趣味という。帰宅後は好きなお酒を飲みながら、ゆっくり自宅でお笑い番組やスポーツ番組を見て楽しんでいるらしい。
また、週1回は仕事を終えた後に、地域の9人制のバレーチームで汗を流しリフレッシュ！
まだ林業を始め間もない広樹さんに、これからの目標を聞いてみたところ、「少しずつ仕事にも慣れてきたが、まだまだ目の前の仕事をこなすことで精一杯。これからは後輩たちも入ってくることになるため、言われなくても自分で考え、リーダーシップが取れるように、そして効率よく仕事をこなせるようになりたい」。そう語ってくれました。
最後に、これから林業を目指す若者に。「天候や季節に左右されやすい仕事ですが、自分がやった仕事が目に見えるという点ではとてもやり甲斐を感じることができ、達成感や充実感を味わうことができる仕事です。是非チャレンジしてください！」
