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株式会社尾前林業 社長 尾前慎二さんの紹介

一代で築いた尾前林業


宮崎県椎葉村出身

尾前慎二さん (50歳)

 県内の農業高校を卒業後、自衛隊へ入隊。4年間の自衛隊勤務の後、地元で家を守っていきたいという気持ちも芽生える中、父親の勧めもあり地元の森林組合に転職。組合では20年間事務系の業務に従事。

 結婚後は4人の子供に恵まれ、地元椎葉で充実したサラリーマン生活を送っていたが、40歳を過ぎ4人の子供を抱える父として今後の人生を考え、新たな道を選択。森林組合で得た知識をもとに、自身で林産事業を行うことを決意。平成25年に個人事業として開業。現場での実務経験はなかったため、長年林業現場を経験する義理の父親に現場仕事を学ぶ。

 スタート当初は、業務に必要な重機の購入などを始め、必要な資金集めなどにも苦労する。しかしながら、関連各所の指導サポートなどを受け、また同時に自身の地道な努力も結果となり、業績は右肩上がりで推移。平成31年1月には株式会社へと成長。現在社長含め8名の組織となり、地元でも林産事業者として信頼を勝ち得るまでに。

 現在、尾前林業は木材搬出に特化した事業形態。少数精鋭で生産性の高い事業経営を行なっている。
しかしながら自然を相手にする仕事。材価の変動などもあり、需給バランスに影響を受けることもあるため、日々気が抜けないという尾前社長。

 いつも朝4時ごろまでには起床。現場に向かう6時半まで、事務作業や売上管理などのデスクワークをこなし、それから現場作業に向かうのが尾前社長の朝のルーティン。

  50歳とはいえ自衛隊で鍛えた強靭な精神と肉体で、従業員の生活を守るため仕事に取り組む。現場では懐の深い尾前社長の笑顔が溢れる中、若手中心の従業員にも笑顔が見られ、雰囲気の良さが感じられる。

 週末は、もっぱら中学3年の長男が活躍する野球の試合観戦。子供の成長が仕事の糧になるという。また、県外にいる孫の帰省を楽しみにしているなど、子煩悩な面も見せてくれました。

 起業から8年目を迎え、これからの目標を聞いてみると、「できればあと10年はしっかりと代表としての責任を果たし、従業員へ知識を伝承し60歳くらいには第一線を退き、若手に会社を任せたい」という。そして将来は、成人した息子さんと山で働きたい。そんな夢を持っているそうです。


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