Hinata de Ringyo in Miyazaki
二男一女の子供を持つお父さん。幼少期から野球を始め、高校ではソフトボール部で活躍。南九州大会への出場経験を持つスポーツマン。高校卒業後は、自動車メーカーでの工場勤務などを経て25歳の頃、叔父の経営する現在の会社へUターン就職。
小林愛林は主に国有林の造林事業を行う会社で、総勢11名で宮崎の山を育てる仕事を行っている。 取材日は、宮崎県高原町の国有林約16haでの造林作業。真っ白な入道雲が綿菓子のように浮かぶ夏の青空と、霧島山麓の鮮やかな緑を背景にしての下刈作業。
一般的に、6月から8月下旬までは下刈作業がメイン業務。この時期は炎天下での作業となることから、サマータイムを導入し5時半から12時までの作業となる。近年は空調服を着て作業するため、以前より格段に仕事がしやすくなったそう。 仕事後は、次男が所属する地元の野球クラブでコーチ業務で汗を流す。子供たちの頑張りが実り、今年は見事県大会出場を実現!
9月に入ると、鳥獣対策のネット張りや地拵え・植付け・除伐・切捨てなどの作業が続く。 以前は裸苗を使った植付けが多かったことで、植付けは冬場の仕事だったが、最近はコンテナ苗を使用するケースが増え、植付けもオールシーズン行えるようになったという。
今の現場は、今年初めに植付けを行なったばかり。しかしこの時期には、すでに雑草が生い茂り、初年度から若い苗を傷つけないよう、最新の注意を払い下刈作業を行なっている。
植付けた杉の苗が、毎年見る見るうちに大きくなる。その変わり様に感動を覚えることができるのは、この仕事の醍醐味! 入社後、最初に植付けた苗は、はるか見上げるほどの大きさに成長。3人の子供を持つ朋賢さんには、日々自分の子供の成長と共に、山の成長も実感しているようです。
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