Hinata de Ringyo in Miyazaki

八重尾林業有限会社 

前田優斗さん(右)小林市出身 25歳 
山元健矢さん(左)小林市出身 25歳

同じ祖父を持つ従兄弟同士。その祖父の影響を受け、2021年4月に同じタイミングで祖父の勤める八重尾林業へ入社。

2000年5月生まれの健矢さん。
小学3年から始めたバレーボール。
高校時代には県ベスト8を達成。青春時代をバレーボールとともに。

高校卒業後は、愛知県で工場勤務を4年間経験。
3年前に地元に戻り林業への道へ。

現在、可愛い二人の子供と奥さまの4人家族。
二人目は3月に生まれたばかり。現在、奥様と力を合わせ子育て奮闘中!

転職は尊敬する祖父からの誘いがきっかけ。
転職する前の年に、3日ほど林業体験をした際の職場の方々の優しさにも後押しされ転職を決意。

入社後、まずはチェーンソー資格、フォワーダー免許を取得。
先輩方の指導を受け、徐々に伐倒・集材業務を学ぶ。

1年目はとにかくがむしゃらに取り組んだが、
特に夏場は、燃料やチェーンソーを持ち、足下が悪い山道を歩くのは、かなりこたえた。
ただ、怪我だけはしないよう、「自分のペースを守ること」を常に意識し、焦らず安全第一を心掛けた。

 

入社4年目になるが、伐倒は一人で任せてもらえるようになってきた。
目標通りに倒せた時はとても気持ちがいい!

作業道作りや玉切りなども、祖父や先輩方に学びながら数をこなし、任せてもらえるように努力していきたい。

「これからも林業を続けていきたいので、仮に仕事が遅いと言われても、とにかく『安全第一で基本に忠実』に仕事をしていきたいです」
と安全に対する強い信念を感じる言葉を頂きました!

 

1999年1月生まれの優斗さん。
高校時代は、生徒会役員として文化祭を取りまとめるなど、生徒会活動に積極的に取り組む。

卒業後はIT企業でプログラマーとして勤務。
林業とは距離のある人生を歩んできた優斗さん。

しかしながら、小さな頃から大好きだった祖父への恩返しがしたいというと思いが募り、2021年4月に従兄弟の健矢さんと二人で話し合い、
祖父の待つ林業の世界へ。

目標は祖父。その思いで先輩方の指導のもと、伐倒や集材を学ぶ毎日。
仕事場で見る祖父は『自分で何でもできる』、
改めて尊敬する祖父であり先輩。

前職はプログラマーという職種がら、
不規則な生活でストレスも溜まりがちだった。
しかし今は、人に囲まれるのではなく、
自然に囲まれて仕事ができる開放感の中、
ストレスなく生活ができている。

人と付き合うより、木に囲まれていたい。
そんな現代社会に疲れたUターン、Iターン者にもお勧めの仕事です。

休みの日は対戦型ゲームで、一週間の身体の疲れをリセット。
時には、子供のころから好きな釣りを楽しむなど、これまでのサラリーマン時代にはなかった『スローライフ』を楽しんでいます。