Hinata de Ringyo in Miyazaki

株式会社イーフォレスト
山田健志さん 延岡市出身 22歳(写真左)
興梠択さん 延岡市出身 22歳(写真右)

 択さんは小学1年から始めたバスケットボールで、チームで県2位の実績を持つ。
健志さんも小中学校時代にサッカーで活躍。県大会優勝も経験したスポーツマン。

二人は延岡市土々呂町出身で中学時代からの親友。
共に10代で経験した林業のバイト経験がきっかけで、一緒にこの世界へ。

 

 最初は4人で同じ素材生産の会社へ就職後、現在の会社へ移籍し、今年3年目を迎える。


 取材日は青空の中、延岡市北川町の見晴らしのよい山で下刈り作業。二人にこれまでの2年を振り返ってもらったところ、「やはり夏場の下刈りは体力的に一番大変だが、体を動かし自然の中でのびのびと仕事ができるので楽しく仕事ができている」という。
夏場は、朝6時から昼の12時までで仕事が終わるため、午後からは自分の時間を楽しめることができる。
   

 択さんは、「造林の仕事では、植え付けた杉が少しずつ大きくなるのを見ることが楽しみ」とのこと。
プライベートでは、地元の仲間たちとバスケットチーム「zero」を結成し、火曜日と金曜日にはみんなで集まって練習に励んでいる。
それ以外でも、つりやサーフィンと、自然の中で楽しめる趣味を満喫している。

 健志さんは、「造林の仕事の中でも特に植付作業が好き」という。一定の間隔で整然と杉の苗を植えていく作業で1日に植える目標は250本。
 この作業が得意で、まわりより早く植付が終わると、みんなの残りの植付の手伝いをしているという。
仕事を終えた後は、最近は自宅でよく本を読むという。自己啓発本や小説など範囲は幅広く、アウトドア派のイメージとは違った一面を見せてくれました。
 また、釣りや筋トレなど、体を使う趣味もやるなど、自分の時間を有意義に使っている。

最後に、二人から若い人へのメッセージ。
「自然と向き合う仕事のため、危険なこともありますが、先輩方が技術面や安全面でもしっかり指導してくれるので、少しずつ仕事が身についてきます」


 「慣れれば自分のペースで仕事ができるので、それまでしっかり学べば自分なりに仕事を組み立てることができると思います」

「あと、夏場は12時に仕事が終わるので、自分の時間をしっかり楽しめることできる点もおすすめポイントです」