Hinata de Ringyo in Miyazaki
和歌山の高校を卒業後、東京の大学で生命情報工学を学び食品メーカーへ就職。香川県の工場勤務を経て、大阪本社で商品開発に従事。
もともと、温暖な地で生活がしたいという希望をもっていたため、温暖で住みやすそうな宮崎への移住を決意し、30歳を前に会社を退職。
移住後は、第一次産業が盛んというイメージもあり、その中でも宮崎では林業が盛んだということを知り、ネット等で仕事探し。そんな中で、今の会社のホームページを見つけ、新人教育に力を入れている会社であることを知り、未経験者でも受け入れてくれそうだと思い連絡。その後、面接を受け、2022年2月に林業の世界へ。
会社では、植付作業・下刈り作業をメインに行う。入社後、植付作業から学び始め、その後、下刈りや雑木伐り、松林の管理作業などを経験。1年目は目の前の仕事に精いっぱいで、余裕もなくあっという間の1年。
今年は、春先にチェーンソーでの間伐作業も経験。夏場は2度目の下刈り作業。1年目に経験した分、うまく乗り切れた。
2年目ということもあり、1つ1つの現場が終わるごとに仕事への達成感を味わうことができるようになった。また、これまでやってきた仕事が、時間を経過するごとに確実に変化していくため、次の仕事への励みにもなっている。
休日は日曜日と隔週土曜日。残業もほとんどないため、以前のサラリーマン生活に比べると、ライフワークバランスがとりやすい業界。また、この仕事はチームで行う仕事。会社は和気あいあいとした雰囲気で、先輩方も丁寧に指導してくれるため仕事も覚えやすく、楽しく仕事ができている。
週末は、先輩たちに誘われて始めたサーフィンを楽しんでいる。はじめて間もないため、まだまだ波にのまれるほうが多いが、仕事も趣味も大自然を相手に、宮崎で穏やかなスローライフを実現できている。
移住後には、焼酎を飲む機会も増えてきた。「緑の雇用」事業で定期的に研修が開催され、同時期に入社した県内の他企業の同期生が集う際は、同じ経験を共有する仲間たちと、一緒に焼酎を飲みながら親睦を深めている。
今後の目標として、怪我や事故を起こさないようにこれまで以上に、一層気を引き締めていきたい。また、すでに3人の後輩もできたため、負けないように切磋琢磨していきたい。
最後にこれから林業を目指す方へ。不安や心配は誰にでもあること。まずはやってみることが何事も大切!興味がある方は、是非チャレンジしてみてください!
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