Hinata de Ringyo in Miyazaki

株式会社小野林業 

松田慎太郎さん 延岡市出身 23歳

林業の世界に入り4年目を迎え、仲間と楽しく仕事に向き合う慎太郎さん。

延岡市内で生まれ育ち、学生時代はバドミントンで全国大会出場の経験を持つスポーツマン。

 

コロナ禍の社会が混沌とした時期、将来のために手に職を付けたいと考え、友人からの誘いを受け今の会社へ入社。

入社後2ヶ月間の試用期間を経て、2021年4月に正社員となる。

当初は資格もなく全くの素人のため、先輩たちのサポート業務からスタート。大先輩の指導のもと徐々に山の仕事を学び、まず第一歩としてチェーンソーの資格を取得。

最初の伐倒は、チェーンソーで木を伐る感覚もまだつかめてなかったので想像以上に恐怖を感じた。

少しでも油断すると思わぬ方向に倒れるため、とても緊張したことを覚えている。

 

入社後の6月には「緑の雇用」事業1年生として新人研修がスタート。

研修では、林業の基本を座学と実践の両面から学べ、重機の操作資格も取得できる技術向上の場。

また、定期的に行われるこの研修は、同時期に林業を始めた仲間が集まるため、色々な刺激をもらえる大切な機会。県北と県南での山の違いや、使ったことのない機械の話など、そこでつながった仲間と仕事の話でも盛り上がれる。

 

会社には同じ世代の後輩たちが在籍。先輩方も優しく職場環境は最高!
楽しく仕事ができている。

異業種からの転職だったので、最初は夏場の暑さには苦労したが、もともと体を動かす仕事が好きなため、林業への興味は持ち続けているので、これからも設定した目標に向かってこの仕事を続けたいと、今実感している。

 

4年目を迎え、今では会社が所有するプロセッサを始め、グラップル・フォワーダ・スイングヤーダ全て操作できるように。

ただ体を動かすことが好きなためやっぱりチェーンソーで伐採する作業が一番!

伐り倒す時の迫力や、思い通りの方向に倒せた時の満足感は他の仕事では味わえない魅力。

 

 

 

週末はもっぱら愛娘との時間。

公園で遊んだりショッピングに行ったり、家族との時間を大切にしている。

また、学生時代から始めたバドミントンも、延岡市内のクラブチームで続けている。

仕事が規則的なこともあり、仕事終わりに練習ができるため、学生時の実力は継続中。大会でも県2位の実績を収めている。

 

 

今年、無事に3年間の緑の雇用も終了。

これからは班長を目指し、現場を見る力や自ら段取りがつけられるような力をつけ、現場を任せてもらえるような存在になりたい。

 

最後にこれから林業を目指す人に。

林業は自分がやった分だけ成果が目に見えて実感できる仕事!「やってるなぁ」という感覚になれる仕事です。

また、技術を身につけることで自分の将来が開ける仕事でもあると感じています!興味のある方は是非チャレンジしてください!