Hinata de Ringyo in Miyazaki

株式会社マルサン 

工藤優さん 高千穂町出身 25歳

地元の高校を卒業後、4年間の酒造メーカー勤務を経て、2022年6月現在の会社へ。

当時、仕事に対して物足りなさを感じていたそんな頃、付き合いのあった現在の専務や、また山師としても先輩である祖父の勧めもあり林業の世界へ。

高千穂町で生まれ育った優さんは、中高野球漬けの学生生活を送る。

高校3年の春の選抜高校野球では県で準優勝の成績をおさめ、21世紀枠での甲子園出場にあと一歩というところまで経験することができた。

その経験を活かし、現在も地域の野球チームで活躍。
林業は規則的な生活が送れるため、毎週の練習にも参加でき、趣味と仕事の両立もできている。

 

そんな、スポーツマンで体力に自信のある優さんにとって、林業は「やり甲斐」や「達成感」を感じることができる魅力的な仕事。

入社後2年を経過した現在は、チェーンソーを使った伐倒を中心に日々の仕事に取り組んでいる。少しずつだが経験を重ね、想定した範囲内に倒すことができるようになってきた。

 

いつも朝7時に同じ班のメンバーと乗り合わせて現場に到着。
7時半には作業を開始する。終了時間は午後の4時半。

会社では1番若いため、先輩たちの指導のもと、技術の向上を目標に仕事に取り組む日々。

入社2年目からは『緑の雇用事業』研修へも参加。
研修では重機の免許も取得ができるため、
各種サポートを受けながら、これからは一層仕事の幅を広げ、会社にしっかり貢献していきたい。

ようやく仕事のリズムも掴み始めた優さん。
休みの日は宮崎市内のトレーニングジムへ通い、趣味のウェイトトレーニングで日々の疲れを解消。
180センチの恵まれた体で、ベンチプレスは120キロを上げる腕前。

今後の目標について聞いてみたところ、「今の会社では、慰安旅行や飲み会など楽しいイベントもあり、とても満足しています。そのため、少しでも多くの経験を積んで会社に貢献していきたいです」そう語ってくれました。

最後に、『みやざきのひなたで林業』第一線で働く優さんから、林業を目指す人へ一言。
「林業は体力的にきつい仕事という側面もありますが、ひと現場終わったときの達成感は、なかなか他では味わえないものだと思います。ぜひ興味がある方はチャレンジしてみてください」