小村木材株式会社
興梠洋平さん
高千穂町出身 38歳

Hinata de Ringyo in Miyazaki

 宮崎県の自然豊かな高千穂町出身。入社3年目。

現在12歳と4歳になる女の娘を持つ良きパパ。

幼少時は、高千穂の山がいつも遊び場だったという洋平さん。加えて野球や空手、サーフィンなどもこなすスポーツマン。

20代は宮崎ライフセービングクラブでライフセーバーとして活躍。当時、九州ライフセービング競技会主催の大会で優勝。九州一の栄冠をつかんだほどの実績を持つ。
その後、紆余曲折の後、36歳の頃林業の世界へ。

 林業を始めたいと思ったきっかけは、二人目の子供が生まれたころ。
当時は自営業を営んでおり、長女の成長をしっかり見てあげれなかったことを後悔。そこで、家族のために時間をとれるような、また自分が楽しく向き合える仕事を求め林業の世界へ。

 転職後の1年目の感想を聞いてみたところ、苦労話があるかと思いきや、洋平さんから帰ってきたのは予想外の言葉。

「やってみたらとにかく面白い!まず、大きいオモチャ(重機)がいっぱいあること。あとは、何よりも仕事をすることで山が次第に仕上がっていく様子が見れること。また、常に日々変化する大自然の中で仕事ができること。そんな中で、常に効率の良い方法を的確に指示してくれる班長の手際良さにかっこよさを感じてます」と、ポジティブな話をしてくれました。

体力的にはもちろんきつかったそうですが、持ち前の体力で乗り切ったそうです。

 現在の仕事ぶりを聞いてみると、時期や現場により時間帯はまちまちだそうだが、今は朝7時に現場に入り、午後3時に作業終了。チェーンソーでの伐倒をはじめとした一連の素材生産業務を日々行っている。 

今後の目標について聞いてみると、「まだ、班長しかできない作業、班長からの指示がないとできない作業が多いので、多くの経験を積み、自分の責任で一つの現場を回せる実力を身に付けたいです。また、将来的には、今の班長のような実力のある班長になって、会社を背負っていけるような社員になりたいです」 そう語ってくれました。 

 最後に伐倒作業を見せていただきましたが、全く無駄のない、機敏で的確な伐倒作業を見せて頂きました。
ムードメーカー的な性格が表情に表れた、明るく元気で存在感のある興梠洋平さんでした!