サーフィンを愛し、兵庫から移住!
兵庫県尼崎市出身
下之門剛さん (38歳 )
地元尼崎の工業高校を卒業後、工場系の仕事に就くが、サーフィン好きの剛さんは、より自分らしい生活を目指し両親の地元である鹿児島を起点に、自分の新たな生活の場を求め、21歳の頃日南の海に魅了され移住を決意。
日南では、都会で経験できない自然に向き合う仕事をしてみたいと、海、山関連の仕事を経験。そして約3年前、仕事で知り合った現在の社長の仕事ぶりに惹かれ、素材生産を業務とする今の会社に転職。
日々伐採・搬出といった業務に汗をかく毎日だが、現在はこれまでの経験を活かし、指導員として後進の指導も行う。
40歳を前に、指導員として何をどういう言葉で、どんな風に後輩に伝えたら良いのか、日々自問自答しながら研修生と向き合う毎日。
その解決方法の一つとして、自らが社長や班長から多くを学び、そこから安全に仕事をすることの大切さを伝えているという。
取材当日も、後輩の作業を後ろから注意深く見守り、やさしく丁寧な言葉で話しかける姿がありました。
宮崎を愛する剛さんは、日南で見事に奥様もゲット。現在は二人の子供にも恵まれ、日南市内にマイホームも購入。加えて、地元の青壮年会の活動にも積極的に参加。保育園でも副会長を務めるなど、日南Lifeにどっぷりハマっている。
剛さん曰く、宮崎の方はとてもやさしく陽気な方が多いので、関西人の気質に通じるものがあり、おかげで地域に溶け込んだ生活が送れているという。
仕事終わりや週末には、子供の世話や家事手伝いの合間に、地元の海で今も変わらずサーフィンを楽しんでいるという。今の生活はとっても充実しており、林業を仕事にして本当に良かったとのコト。
これからの目標として、「今の社長のもと、これからも安全を大切に木材を出し続けていきたい。そして今以上に伐採の技術を習得し、”安全と危険”を考えながら仕事をしていきたい」。そう笑顔で語ってくれました。
最後に、これから林業を目指す人へ。
「自然の中で働くことができる楽しい仕事ですので、自然が好きな方、何も考えず是非飛び込んできてください」